「公式やりすぎ」「歌詞がひどい」――「ニコニコ動画」(ニコ動)で12月17日に公開された、初音ミクが歌う「ニコニコメッセの歌」が、1日で4万再生を超える人気だ。
ニコニコメッセの歌は、Windows Live Messenger上で、ニコ動の動画を共有できる「ニコニコメッセ」のPRを目的に作成された動画。専用の公式チャンネル「ニコニコメッセチャンネル」オープンと同時にマイクロソフトが公開した。
歌詞は「用意するもの Windows Live ID、Windows Live Messenger メッセンジャーにサインインした状態で、各動画ページにある『メッセする』ボタンを押します」など「使い方説明」をそのまま読んだだけ。
だが曲はニコ動で人気の「カリンP」が、アニメーションは、「MikuMikuDance」を使って「g2P」が制作。ミクと実写を合成し、まるでミクがマイクロソフトに訪問したように見せるなど、歌詞に似合わないハイクオリティーな仕上がりになっている。制作に関わったスタッフも「ニコ厨」だという。
音声素材はニコニ・コモンズで公開しており、ユーザーが自由に2次創作できる。
歌は、ニコニコメッセでしか聞くことができない別バージョンも用意。同チャンネルでは、チャット中に挟み込めるひとこと動画として、初音ミクが「オハヨ」「メリークリスマス」と話す動画などを公開しており、今後1カ月かけて計600本を公開。この素材もニコニ・コモンズで公開している。
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