ITmedia NEWS > セキュリティ >
セキュリティ・ホットトピックス

Google Chromeに深刻な脆弱性、アップデートで対処任意のコマンド実行の恐れ

» 2009年02月10日 07時43分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のSecuniaとフランスのVUPEN Securityは2月9日、GoogleのChromeブラウザに関する脆弱性情報を公開した。

 それによると、脆弱性はChromeによるURIハンドラの登録方法が適切でないことに起因する。この問題を悪用すると、攻撃者が任意のコマンドライン引数を挿入し、細工を施したWebページをユーザーに閲覧させることで任意のコマンドを実行できる恐れがある。

 深刻度はSecuniaが5段階評価で上から2番目に高い「Highly critical」、VUPENは4段階評価で最も高い「Critical」となっている。

 Google Chromeのリリースノートによると、この脆弱性に対処したバージョン1.0.154.48は2月3日付でリリース済み。同時にHotmailの不具合解消に関して1つ前のバージョンで生じた問題も修正したという。

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

関連キーワード

Google | Google Chrome | 脆弱性 | ブラウザ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.