米Microsoftは2月19日、オンラインコミュニティーサービス「MSN Groups」を23日に終了することを明らかにした。
同社は10月に同サービスの終了を発表。このとき21日の終了を予定していたが、23日に延期した。23日以降、MSN Groupsのグループやデータにはアクセスできなくなる。
同社は終了の理由として、ユーザーの意見を聞いた結果、MSN Groupsが「最新の、最もユーザーフレンドリーな技術を常に提供する」という目標を達成していないことが分かったためとしている。Windows Liveサービスに力を入れていることも理由の1つで、同社は12月にWindows Liveブランドのコミュニティーサービス「Windows Live Groups」を立ち上げている。ただし、同サービスは新しいプラットフォームを基盤としているため、MSN Groupsのデータを移行することはできない。
このためMicrosoftはデータ共有サービスを提供するMultiplyと提携。MSN Groupsユーザーに、Multiplyサービスにデータを移行するよう勧めている。
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