米Microsoftのオンラインゲームサービス「Xbox Live」で、ゲームに勝利したプレイヤーを標的にしたDoS(サービス妨害)攻撃が仕掛けられているもようだ。Microsoftが調査に乗り出したという。セキュリティ企業のTrend Microが英BBCの報道を引用してブログで伝えた。
それによると、この攻撃に使われているツールはXbox Live のネットワークではなく、ゲームをホスティングしているプレーヤーのIPアドレスをターゲットにしているという。まず狙ったユーザーのIPアドレスを突き止め、それに対してDoS攻撃を仕掛けるという手口で、ゲームに負けたユーザーが報復のために行っている可能性もある。
一般のユーザーが他人のIPアドレスを突き止めることは難しいが、サイバー犯罪組織がこの種のサービスを有料で提供すれば、利益を上げるチャンスになるとTrend Microはみる。こうした行為は利用規約違反になるとMicrosoftは強調しており、見つかればXbox Liveの利用禁止も辞さない構えだ。
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