富士通は3月27日、持分法適用関連会社の部品メーカー・FDKの第三者割当増資を引き受け、連結子会社化すると発表した。FDKは昨年からの景気悪化で大幅な損失を計上し、債務超過に陥っている。
FDKが実施する総額約110億円の第三者割当増資を引き受ける。富士通のFDK株式保有比率は現在の39.56%から64.41%になり、5月1日から連結子会社となる。
FDKの2009年3月期の連結業績は、部品市場の悪化と構造改革費用の計上などで、117億円の最終赤字に陥る見通し。
富士通はまた、来期に債務超過に転落する見通しになった富士通コンポーネントの優先株式20億円を引き受けることを決めた。
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