宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2010年度の打ち上げを目指す金星探査機「PLANET-C」の名称を「あかつき」に決めた。
金星で吹く風の謎を調べるためにJAXAが打ち上げる世界初の惑星気象衛星。金星を周回する軌道に投入し、約2年をかけて金星の大気の運動や雲の形成過程を観測する。地球との比較で地球環境についての理解を深めるのも狙いだ。
2010年の冬、明けの明星が地球の夜明けの空に輝くころに金星に到着する予定。「あかつき」は金星が最も美しく輝く時間と、世界初のミッションを成功させる決意が込められているという。
あかつきに搭載するメッセージを募集するキャンペーンも始めた。インターネットと郵送で申し込める。締め切りは12月25日。詳細はWebサイトで。
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