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Web研究を日本から世界へ 「ウェブ学会シンポジウム」が12月7日に

» 2009年11月18日 13時34分 公開
[ITmedia]

 「第1回ウェブ学会シンポジウム」が12月7日、東京大学安田講堂で開かれる。第一線の研究者や技術者による講演やセッションを通じ、世界に影響を与えるような革新的なWeb研究やビジネス創出のきっかけになることを目指す。

 国立国会図書館の長尾真館長が基調講演を行うほか、“Twitter議員”こと藤末健三 参議院議員や、批評家の東浩紀さん、ジャーナリストの津田大介さんがWebと政治について議論するセッション、はてなの伊藤直也CTOやGoogleの工藤拓さんなどが参加するデータマイニングをテーマにしたセッション、産業技術総合研究所の江渡浩一郎さんや弁護士でクリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事の野口祐子さんなどがWeb上のコラボレーションをテーマにしたセッションを開く。

 「Webの存在感はこの15年で圧倒的に増したが、国内からは、世界に影響を与えるような革新的なWeb研究やビジネスが生まれていないのも事実」とし、世界に影響を与えるWeb研究やビジネスを生み出すにはどうすればいいかを、研究者や技術者、経営者、法律家などの交流を通じて考えるとしている。

 時間は午前9時30分〜午後6時まで。参加申し込みはWebサイトの申し込みフォームからで、12月4日まで受け付ける。応募多数の場合は先着順。参加費は1000円。

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