NECは11月30日、SD映像をフルHDに変換する超解像トランスコーダ「SRVC-1000」を、放送事業者向けに発売した。価格は293万円(税別)から。
1枚のフレーム画像からリアルタイムで超解像処理できる「1枚超解像技術」を採用。SD映像をHDに拡大する際に生じるぼやけやエッジの粗さを改善し、鮮明で自然な映像を再現するという。
放送事業者が蓄積してきたSD映像の資産や既存のSD放送用カメラを有効活用できるため、初期投資を抑えてHD放送を始められるとしている。
新製品は、12月2日に同社の本社ビルで開く「NECケーブルネット・フォーラム」でデモ展示する。今後3年間で3000台の販売を見込む。
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