ネットエージェントは1月15日、年末年始のP2Pファイル共有ソフトノード数推移について調べた結果を公表した。元日から改正著作権法が施行され、いわゆる「ダウンロード違法化」が始まったが、Winnyのノード数には影響がなかった一方、1カ月前にユーザーが一斉摘発されたShareはノード数が減った。
12月26日から1月13日のノード数推移をまとめた。Winnyは12月の平均ノード数と比べてやや増加。年末年始の落ち込みは例年並みで、「数値上は改正著作権法に影響された様子はほとんど見られない」という。
一方、Shareは12月の平均ノード数から約3割減っていた(約4万ノード減)。改正著作権法に加え、11月末の一斉摘発でユーザー11人が逮捕されたことも大きく影響していると見ている。
Perfect Darkは12月平均から約2割減った(約1.3万ノード減)が、その後増加傾向で推移し、元に戻りつつあるという。「まだ逮捕者がいないこともあってか、改正著作権法にあわせていったん使用を控えたものの、その後再開したユーザーが多いようだ」という・
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