ゲームや同人誌などを販売するメッセサンオーは4月2日、同社が運営するECサイト「メッセサンオー・PCゲーム館」のシステムにぜい弱性があり、顧客1405人の個人情報がGoogle検索エンジンのキャッシュから閲覧できる状態になっていたと発表した。
同社が流出を確認したのは、PCゲーム館の顧客1405人の名前、住所、電話番号、購入履歴、メールアドレス、パスワード、性別、生年月日。クレジットカード番号など信用情報は含まれていないという。
同社は2日までにPCゲーム館のサーバを止め、検索エンジンの履歴やキャッシュの削除を要請した。2次流出の監視もしていくという。
4月1日夜ごろから掲示板サイトなどで「メッセサンオーの顧客情報がGoogleキャッシュから閲覧できる」と話題になっていた。2日夕方ごろ編集部が確認したところまだ閲覧できる状態だったが、5日午前11時までに閲覧できなくなっている。
「ガールズ販売部」「コンシューマー販売部」など同社の別のサイトの顧客情報は別サーバで管理しており、情報漏えいはないという。「状況を把握次第、今後の対応を改めて報告する」としている。
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