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丸の内の「はやぶさ」展示は整理券配布 イオンエンジン開発秘話などトークショーも

» 2010年08月09日 10時37分 公開
[ITmedia]
画像 相模原市立博物館で7月末に展示されていた「はやぶさ」のカプセル。左に置かれているのは、小惑星の砂を入れる容器のレプリカ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月15日〜19日にかけ、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に持ち帰ったカプセルを、東京・丸の内の「丸の内オアゾ」1階「○○広場」(おおひろば)で公開する。「たいへんな混雑が予想される」とし、毎日午前7時から整理券を配布、午前8時〜午後8時まで公開する。

 15〜16日は、カプセルを高熱から守ったヒートシールドと、実験用のカプセルの模型(エンジニアリングモデル)を展示。17〜19日はヒートシールドの展示はないが、エンジニアリングモデルや、カプセル内部に搭載されていた電子機器などを展示する。


画像 展示スケジュール

 15日には、丸ノ内オアゾ内の書店「丸善 丸の内本店」3階の「日経セミナーホール」で、研究者によるトークイベントを実施。イオンエンジンの開発秘話やカプセル回収班の思いなどを語る。参加にはWebサイトからの事前申し込みが必要で、9日午後0時に応募ページを公開、10日午後9時まで申し込みを受け付ける。

 17〜18日は「JAXA iキッズデー」として、はやぶさの旅を伝える「熱血!宇宙塾」や宇宙ヨット「イカロス」の工作教室などを、子ども向けに行う。

 それぞれ、丸の内オアゾ2階のJAXA広報施設「JAXA i」の夏休みイベント「JAXA iサマーウィーク」として実施。JAXA iは、事業仕分けで「廃止」と結論が出た施設だ。

 丸の内オアゾは、JR/地下鉄丸の内線東京駅直結。

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