米Appleは9月1日(現地時間)、iTunesの最新版「10」を発表した。新たに音楽SNS機能「Ping」を搭載。アーティストをフォローして最新の情報をチェックしたり、ユーザーをフォローすれば友人の音楽の好みを知るなどして「新しい音楽との出合い」が可能になるという。
Pingは、iTunesにビルトインされたSNS機能。スティーブ・ジョブズCEOは「Pingは音楽のためのソーシャルネットワークであり、FacebookとTwitterがiTunesと出合ったようなものだ」と説明する。PC版のほか、iPhone/iPod touchのiTunesアプリからも利用できる。
Ping上では、アーティストやユーザーが自分のページを持ち、1クリックでフォローが可能。アーティストは自分が好きな音楽を紹介したり、写真やコメントを投稿するなどしてファンに最新情報を伝えることができる。
ユーザーページでも自己紹介や好きな音楽などを掲載できる。あるアーティストのファンがどんな音楽を聴いているかを知るなど、ユーザー同士のつながりが新しい音楽との出合いのきっかけになるように作られているようだ。
iTunes 10ではロゴ、アイコンも一新。従来バージョンであしらわれていたCDのイラストがなくなった。
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