米Googleは6月14日(現地時間)、モバイル版のGoogle検索サイトに2つの新機能を追加したと発表した。これらの機能はAndroid(2.2以上)およびiOS(4.0以上)搭載の端末で、日本でも既に使えるようになっている。
検索サイトのトップに、「カフェ」「レストラン」「居酒屋」のアイコンが表示され、これらをタップすると、最寄のカフェやレストランを検索結果として表示する(位置情報の通知を許可している場合)。検索カテゴリとして「プレイス」を選べば、ATMやガソリンスタンドなど、ほかのカテゴリも表示される。これらは、モバイル版Google Mapsの「Google Places」と共通のものだ。プレイスの検索機能がGoogle検索に統合された形だ。プレイスのページの下に表示される「場所」をタップすると、住所や郵便番号を入力して特定地域について検索することもできる。
もう1つの新機能は、検索語として複数のキーワードを入力しやすくするものだ。検索語を入力するとインクリメンタルに表示される検索候補の右側に「+」マークが表示されるようになり、近い候補の「+」をタップするとその候補が検索枠に表示され、さらに複数語の検索候補が表示される。該当する候補がない場合は検索枠にキーワードを追加すると、候補が補正される。
目的に合った検索候補が表示された場合は、「+」ではなくテキスト部分をタップすれば、直接検索が始まる。
Googleは同日、サンフランシスコで検索に関するイベントを開催し、デスクトップ版のGoogle検索についても幾つかの新機能を発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR