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携帯用ヒンジのストロベリーコーポレーションが債務超過、猶予期間銘柄に

» 2011年06月17日 20時06分 公開
[ITmedia]

 大阪証券取引所は6月17日、折り畳み型携帯電話のヒンジメーカー、ストロベリーコーポレーション(JASDAQスタンダード)が2011年3月期に債務超過に陥ったとして、猶予期間入り銘柄・監視区分銘柄に指定した。

 同社は折り畳み型携帯電話やノートPC用のヒンジメーカー。携帯電話市場の需要縮小、ノートPC市場の円高と価格競争から厳しい状況が続いており、売上高は2009年3月期の約61億円から11年3月期には約25億円に減少。携帯向けヒンジ事業で生産拠点の縮小など、経営合理化を進めた結果、11年3月期は17億7200万円の最終赤字を計上。3億7500万円の債務超過に陥っている。

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