米Amazon.comが、早ければ8月〜9月に自社ブランドのタブレット端末を立ち上げる――。台湾のニュースメディアDIGITIMESが6月22日(現地時間)、部品業者からの情報として伝えた。
DIGITIMESによると、同端末の製造を手掛けるのは台湾のQuanta Computerで、プロセッサは米Texas Instruments(TI)製、ディスプレイは台湾のWintek製になるという。Wintekは米AppleのiPadやiPhone向けにも液晶ディスプレイを提供している。
5月に中国の工商時報が伝えたところによると、同タブレットの製造にはAmazonの電子書籍リーダー「Kindle」の電子ペーパーディスプレイ(EPD)を供給する台湾のE Ink Holdingsがかかわっており、ディスプレイには同社のFSS(Fringe Field Switching)技術を用いた液晶ディスプレイが採用される見込みという。
月間出荷台数は70万〜80万台になる見込み。Amazonは、同タブレットのユーザー向けに映画のストリーミング配信サービスを提供する計画という。
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