米Googleは8月16日(現地時間)、検索結果の一部のサイトの下に表示する「サイトリンク」機能を強化したと発表した。各サイトリンクが詳しくなったほか、Webオーナーが不適切だと判断したリンクの順位を下げられるようになった。
サイトリンクは、ユーザーが入力したクエリから、Googleがそのユーザーに有用だと判断した場合に検索結果のサイトの下に表示するリンク集。例えば「アイティメディア」で検索すると、検索結果のトップに企業のURLが表示され、その下に「ITmedia(メディアのトップページ)」「会社概要」「ITの今が見える(ニュース部門のトップページ)」などへのリンクが並ぶ。
今回のアップデートで、これまではリンクだけが並んでいたのが、各リンクの下にメインの検索結果と同様のURLと概要テキストが表示されるようになった。
また、表示されるサイトリンクの上限が、これまで8個までだったものが12個になった。なお、検索結果のサイトリンクとして表示されたサイトは独立した検索結果としての表示順位が下がり、これまで見られたような重複が減った。
サイトリンクの機能はアルゴリズムで自動化されており、Webオーナーが意図しないリンクが表示されることもある。その場合は、「ウェブマスターツール」で表示したくないリンクの順位を下げることができる。1つのサイトにつき100件のURLの順位を下げられる。
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