米調査会社のcomScoreは8月17日(現地時間)、世界のオンライン小売り/オークションサイトに関する調査結果を発表した。2011年6月に最も多くの訪問者を獲得したのは米Amazon.comだった。
首位のAmazonの訪問者数は2億8200万人で、これは全インターネットユーザー(13億8300万人)の20.4%に当たるという。つまり、インターネットユーザーの5人に1人が同サイトを訪問したことになる。2位は米eBayで2億2400万人(16.2%)、3位は中国のAlibabaの1億5700万人(11.3%)だった。日本の楽天が5位に入っている。
アジア太平洋地域に限ると、Alibabaが85.7%でトップ、楽天は72.7%で2位だった。3位はAppleで24.9%、4位はわずかの差でAmazon(24.1%)。
なお、調査対象は15歳以上のユーザーが家庭または職場のPCからアクセスした場合で、図書館やインターネットカフェなどの公共のPCからとモバイル端末からの訪問は除外している。
順位 | サイト名 | 訪問者数(単位:千人) | シェア(%) |
---|---|---|---|
1 | Amazon Sites | 282,233 | 20.4 |
2 | eBay | 223,520 | 16.2 |
3 | Alibaba.com Corporation | 156,780 | 11.3 |
4 | Apple.com Worldwide Sites | 134,296 | 9.7 |
5 | 楽天 | 57,785 | 4.2 |
6 | Wal-Mart | 44,650 | 3.2 |
7 | Hewlett Packard | 38,491 | 2.8 |
8 | MercadoLibre | 33,481 | 2.4 |
9 | Otto Gruppe | 31,779 | 2.3 |
10 | Groupe PPR | 31,686 | 2.3 |
合計 | 1,383,098 | 100.0 | |
15歳以上の家庭および職場からの接続が対象(資料:comScore Media Metrix) |
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