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Androidユーザーのアプリ使用時間、トップ10本で43%を占める――Nielsen調査

» 2011年08月19日 11時40分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社Nielsenは8月18日(現地時間)、数千台のiOSおよびAndroid搭載端末にインストールした調査アプリのデータに基づく調査「Nielsen Smartphone Analytics」の調査結果を初めて発表した。

 同社の「Smartphone Media Insight Report」は抽出したサンプルを対象にインターネットで行う調査だが、Nielsen Smartphone Analyticsは端末から直接データを収集するため、使用時間などの情報は、より正確になる。

 同調査によると、2011年6月に米国内のAndroid搭載スマートフォンユーザーは1日当たり平均56分、インターネットに接続したという。アプリとWebアプリ(Webブラウザからの接続)の割合では、アプリが67%を占めた。

 nielsen 1 Androidユーザーの平均的ネット接続時間(資料:Nielsen)

 また、Android向けアプリは現在25万本以上提供されているにもかかわらず、ユーザーの使用時間の43%はトップ10のアプリが占めているという。トップ50までで、61%だ。つまり、残りの39%の時間を24万9950本のアプリが奪い合っていることになる。

 nielsen 2 Androidアプリ利用時間のランキング別割合(資料:Nielsen)

 米Googleは5月にAndroidアプリの公式アプリストア「Android Market」をアップデートし、5種類の人気アプリランキングや注目アプリを紹介する「EDITORS' CHOICE」を設置し、より多くのアプリに光を当てようとしている。

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