韓国のSamsung Electronicsは8月30日(現地時間)、同社の独自モバイルOS「bada」搭載のスマートフォン3機種を発表した。2010年10月に発表したbada搭載の最初のモデルと同じ「Wave」シリーズだ。
3機種とも、前日に発表した独自のモバイルチャットサービス「ChatOn」を利用するためのアプリがプリインストールされている。
「Wave 3」はSuper AMOLED(有機EL)を採用した4インチのディスプレイと9.9ミリという薄いアルミ製のボディが特徴のフラグシップモデル。プロセッサは1.4GHzで、前面と背面にカメラを搭載する。ネットワークはWi-Fi、Bluetooth 3.0とHSDPA 14.4/HSUPA 5.76 900/2100、EDGE/GPRS 850/900/1800/1900に対応。サイズは125.9×64.2×9.9ミリで重さは122グラム。
「Wave M」は中間的なモデルで、ディスプレイは3.65インチ、プロセッサは832MHz。カメラは前面と背面に搭載する。ネットワークはWi-Fi、Bluetooth 3.0とHSDPA 7.2 900/2100、EDGE/GPRS 850/900/1800/1900に対応。サイズは113.8×63.3×12.2ミリで重さは121グラム。オプションでNFCチップを追加できる。
「Wave Y」は若者向けのエントリーモデルで、Wave Mよりやや小さい。ディスプレイは3.2インチ、プロセッサは832MHz、カメラは1台のみ搭載。ネットワークはWi-Fi、Bluetooth 3.0、HSDPA 7.2 900/2100、EDGE/GPRS 850/900/1800/1900に対応する。サイズは110×58.2×12.3ミリ、重さは102.4グラム。オプションでNFCチップを追加できる。
発売時期や価格については発表されていない。
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