Linuxの普及促進を図る非営利組織Linux Foundationが運営する「LinuxFoundation.org」「Linux.com」のWebサイトが不正アクセスされ、日本語サイトも含めてメンテナンスのためダウンしている。
両サイトに掲載された告知によると、不正アクセスは9月8日に発覚したという。Linux関連のWebサイトでは、8月に「kernel.org」に対する不正侵入も発覚しており、Linux Foundationでは今回の攻撃についてもこれと関連があると見ている。kernel.orgのWebサイトは現在もつながらない状態が続いている。
今回の攻撃では、ユーザーが両サイトで使っていたパスワードとSSH鍵が流出した可能性があると考えられるという。別サイトでも同じパスワードを使い回していた場合は、直ちに変更することが望ましいとしている。
Linux Foundationでは現在、全システムの診断を行っており、できるだけ早くサービスを復旧させたい意向。攻撃がどこから仕掛けられているのかは調査中だが、現時点では判明していないという。
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