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自販機を擬人化、名前を付けたりメールが来たり──日本コカ・コーラが新サービス

» 2011年11月10日 12時44分 公開
[ITmedia]

 日本コカ・コーラは、全国の自動販売機を活用したWebコンテンツ「ハピネスクエスト」を12月5日に始める。自販機を擬人化? し、携帯電話・スマートフォンを通じて自販機に名前を付けたり、自販機からメールが届くなど「友だちのようにコミュニケーションが楽しめる」という。

photo 画面イメージと、自販機に貼られるプレート

 同サービスでは、全国のコカ・コーラ自動販売機に個別の名前が付けられており、「1台1台が個性を持ったキャラクターとして登場する」という。自販機に貼られたQRコードなどからモバイルサイトにログインすると、その自動販売機を「お気に入り」に登録でき、登録した自販機の中の1台を「マイ自販機」として好きな名前を付けることが可能だ。

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 マイ自販機からはメールが送られてきたり、サイトで手に入るアイテムを使って自販機キャラをカスタマイズすることもできる。「利用者はお気に入りの自動販売機と友だちとしてコミュニケーションを取ることができる」(同社)。

 QRコードなどを印刷したプレートを年内に40万台以上、来年3月までに82万台に設置する予定だ。

 11月14日から事前登録を受け付け、同日から12月12日までに登録したユーザーの中から抽選で1人に100万円をプレゼントするキャンペーンを実施。またハピネスクエストサイト内のボタンからソーシャルメディアに紹介したユーザーから抽選で1人に100万円をプレゼントする。

 同社は自社サイトやmixi、Facebookで、最新の自販機を体験できるアプリ「スゴイ自販機」を提供。利用者は約80万人、利用回数は1億回超と好調に推移しており、アプリの利用者は自販機の活用率が高くなるなどの成果があったという。

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