エルピーダメモリは11月16日、同社が保有するDRAM関連特許を侵害されたとして、台湾のNanya Technologies製DRAMの米国への輸入差し止めを求めて米国際貿易委員会(ITC)に提訴したと発表した。
台湾国内でも製造と販売差し止めを求め、台湾知的財産裁判所に提訴した。
エルピーダによると、Nanyaはエルピーダの米国特許7件を侵害しているという。また台湾でも特許4件を侵害していると主張している。
エルピーダは9月、Nanyaを米連邦地裁に提訴。提訴以降、Nanyaに対し特許実施料を支払うよう協議してきたが、Nanyaが「協議を円満に収束させる意思がないものと判断した」ため、ITCと台湾での提訴に踏み切ったとしている。
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