米Evernoteは11月16日(現地時間)、Webページから広告やリンクなど、気が散る要素を一時的に非表示にする拡張機能「Evernote Clearly」を米Googleの「Google Chrome」向けにリリースした。Chrome Web Storeからダウンロードできる。他のWebブラウザ版も開発中という。
Evernoteによると、現時点では日本語は正式サポートしておらず、レイアウトが崩れる可能性があるという。日本語対応は現在チューニング中とのこと。
Evernote Clearlyをインストールすると、ツールバーにランプのアイコンが追加される。読みたいWebページを表示した状態でこのアイコンをクリックすると、ページ上のメニューバーや広告、他のページへのリンクなど、本文と直接関係のない要素を省いたシンプルな表示に切り替わる。本文内に埋め込まれた関連記事へのリンクも無効になるので、読んでいる途中で他のページに飛び、そのままになっていまうというようなこともない。
ページの右側に縦に並ぶアイコンは、上から「元の表示に戻る」「ページをEvernoteにクリップする」「レイアウトの変更」「ページのプリント」。クリッピングしたページは、そのレイアウトのままEvernoteに追加される(筆者の環境ではクリッピングできなかった)。レイアウトは3種類のフォント、3種類の文字サイズから選択できるほか、拡張機能のオプション画面で、フォントの種類とサイズ、背景色を自分でカスタマイズできる。プリントでは広告だけでなく、本文内の画像もない本文だけを印刷するようだ。複数ページにわたる記事の場合、Clearyが自動的に1ページにまとめて表示してくれる。
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