米Googleは11月16日、Webブラウザの安定版「Chrome 15」のアップデートを公開し、1件の脆弱性に対処した。
Google Chrome Releasesブログによると、最新版の「Google Chrome 15.0.874.121」ではJavaScriptエンジンのV8を更新し、範囲外にデータが書き込まれてしまう脆弱性に対処した。
危険度は同社の4段階評価で上から2番目に高い「High」と位置付けられ、問題を悪用された場合、攻撃者がサンドボックス内で任意のコードを実行できてしまう恐れがある。発見者には1000ドルの賞金が贈られた。
このほかに、過去のリリースで生じていたiframeに関する不具合の修正も盛り込まれた。
Chrome 15はWindows、Mac、Linuxの各OSに対応。ユーザーには自動的に更新が配布される。
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