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Microsoft、Xbox 360のアップデートを12月6日に実施日本でもHuluをサポート

» 2011年12月05日 16時22分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは12月4日(現地時間)、オンラインゲームコミュニティー「Xbox LIVE」およびゲームシステム「Xbox 360」のアップデートを12月6日に実施すると発表した。KinectとBingを利用する音声入力機能「Bing on Xbox」や、多数のパートナー企業によるコンテンツ配信サービスが利用できるようになる。

 Bing on Xboxでは、利用できるゲーム、テレビ番組、映画、音楽を、ジャンルを横断して音声で検索できる。この機能は、まず米英とカナダで英語でのみ利用できるようになる(その他の地域および言語への対応については不明だ)。

 bing 音声で映画のタイトルを入力すると、複数のサービスが提供する関連コンテンツが検索結果として表示される

 コンテンツ配信サービスは、10月に提携を発表したパートナーが順次配信をスタートする。米国では映画やテレビ番組を配信する米Netflixや米Hulu、米VerizonのFiOS TV、米Google傘下のYouTube(12月中スタート)がパートナーになっている。日本では、6日から米Huluが、12月中にYouTubeが、2012年初頭に米プロ野球チャンネルのMLB.TVが配信を開始する。

 hulu Xbox Live上のHulu Plus

 アップデートではこのほか、好きなゲームを一緒にプレイする相手を探せるソーシャル機能「Beacons」やFacebookでの共有機能が追加される。

 また、同日Windows PhoneをXbox 360のリモコンとして使えるようにする無料アプリ「Xbox Companion」をアプリストアからダウンロードできるようになる。

 同アプリでは、Xboxのアプリストア「Xbox LIVE Marketplace」でゲーム、映画、音楽、テレビ番組を検索し、各コンテンツの詳細を表示できる。見たいコンテンツを決めて「Play」をタップすると、Xbox Companionが「コントローラーモード」になり、Windows Phone端末をそのコンテンツをXbox 360上で再生するためのリモコンとして使えるようになる。

 phone Xbox Companion

 Microsoftによると、Xbox 360の世界でのユーザー数は5700万人以上という。

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