米Googleは12月20日(現地時間)、電子書籍配信サービス「Google eBooks」のコンテンツをオフラインでも利用できるようにしたと発表した。Webブラウザ「Google Chrome」およびChrome OS搭載ノートPC「Chromebook」、iOSとAndroidアプリ(日本では利用できない)、「iriver Story HD」(日本では利用できない)が対応する。
Chromeブラウザでオフライン機能を利用するには、Chrome Web StoreからChromeアプリをダウンロードする必要がある。
このアプリを起動すると、(既にeBookstoreを利用している場合は)「My eBooks」のページが開く。ここで本のサムネイル上にマウスを置くと表示されるフキダシで「オフラインで使用する」にチェックを入れるとコンテンツがダウンロードされ、本のサムネイルに「オフラインで使用」と表示されるようになる。
オフラインにできるのは今のところEPUBフォーマットのコンテンツのみ。PDFは容量が大きすぎるので今回はサポートしないという。オフラインでは、読書中のWikipediaやGoogleでの検索はできない。また、eBookstoreから購入する有料のコンテンツの場合、出版社がダウンロードできる端末数を制限していることがある。
出版社から有料コンテンツを購入できるGoogle eBookstoreは、まだ米国、カナダ、オーストラリアでしか提供されておらず、日本では無料コンテンツのみ読むことができる。
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