トヨタ自動車とKDDIは1月30日、Wi-Fiを活用したテレマティクス(自動車情報システム)のアクセスネットワーク構築で協業すると発表した。トヨタは今後、車にWi-Fi機器を順次搭載する計画で、ハイブリッド車/電気自動車(EV)の充電スタンドにKDDIがアクセスポイントを設置し、交通情報を提供していく。
トヨタとIT子会社・トヨタメディアサービスが開発した充電スタンド「G-Station」にKDDIがWi-Fiアクセスポイントを設置。今年度末までにトヨタ販売店や集客施設に1500台を設置する計画だ。
G-Station周辺ではWi-Fi経由でスマートフォンなどからネットの利用が可能だ。auユーザーは「au Wi-Fi SPOT」として利用できるが、ほかの事業者のWi-Fi対応機器からもアクセス可能にしている。
トヨタはアクセスポイントからWi-Fi搭載車の情報を収集し、より精度の高い交通情報提供につなげていきたい考え。Wi-Fiでカーナビ地図を配信するといったサービスも検討していく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR