米国在住の成人携帯電話ユーザーの半数以上が、商品購入決定のために実店舗内で携帯電話を使ったことがある――。米非営利調査機関Pew Research Centerは1月30日(現地時間)、ホリデーシーズンにおける店舗内での携帯利用について、このような調査結果を発表した。
この調査は米国在住の成人1000人を対象に、2012年1月5〜8日に電話で実施されたインタビューに基づいている。
クリスマスを挟んだ30日間に実店舗で商品を購入する際、何らかの形で携帯電話を使ったかどうかを尋ねたところ、携帯ユーザーの38%がその場で友人に電話をして意見を聞き、24%がオンラインレビューを検索し、25%がもっと安い店がないかオンラインで価格を調べたと答えた。いずれかの方法を使ったのは携帯ユーザーの52%に上った。
店舗内で価格を調べたと答えた人のうち、37%がその製品を買うのをやめ、35%がその店舗でその製品を買い、19%がオンラインでその製品を買い、8%が別の実店舗でその製品を買ったと答えた。小売店に足を運んだ5人に1人がオンラインで購入したことになる。
変更履歴:本文中、「35%がその店舗でその製品を買うのをやめ」とありましたが、「35%がその店舗でその製品を買い」の間違えです。お詫びして訂正いたします。[2012/1/31 11:30]
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