米Instagramは2月10日(現地時間)、iPhone向けの写真投稿アプリInstagramをバージョン2.1にアップデートしたと発表した。ユーザーインタフェース(UI)の改善や新フィルタの追加とともに、連絡先(アドレス帳)への接続許可を求めるダイアログが表示されるようになった。
アドレス帳への接続に関しては、8日にソーシャルサービスの米Pathがユーザーに無断でデータをサーバに収集していたことが明らかになり、Pathが謝罪してアプリをアップデートした。
Instagramには以前から、プロフィールアイコン(ホームの右端のアイコン)の「友人を探す」→「連絡先から探す」で、端末の連絡先に載っている友人でInstagramを既に使っている人がいるかどうか照合する機能があるが、これまでは特に許可を求めるダイアログは表示されなかった。
アップデート後にこの機能を使おうとすると、「あなたの友人を探すには、アドレス帳をInstagramのサーバに安全な接続方法で送信する必要があります。[キャンセル][Allow]」と表示されるようになった。これまでもデータの照合のためにサーバにデータをアップロードしていたところ、今回の騒ぎを受けて明示するようにしたようだ。
この他の新機能としては、1タップで写真の明るさやコントラストを調整するハイダイナミックレンジ風機能「Lux」や、新フィルタ「Sierra」が追加された。
UIの改善では、ホーム画面の下に並んでいるアイコンが変更された。各アイコンの並び順や機能は変わらない。
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