米Microsoftが2月20日(現地時間)、米Googleを皮肉った動画をYouTube(Google傘下)の公式チャンネルで公開した。同社がこうした動画を公開するのは、昨年7月にGmailの広告機能を批判した「G-Mailman」をアップロードして以来の2回目だ。
動画のタイトルは「Googlighting(副業を示す“moonlighting”のもじり)」となっており、今回の標的はMicrosoftの「Office 365」に対抗するGoogleのプロダクティビティスイート「Google Apps」だ。動画には「世界最大の広告企業が副業でプロダクティビティソフトを販売したらどうなると思いますか? Googlighting Strangerにご注意を」という説明が添えられている。
2分強のこの動画の主人公は、うぬぼれの強そうな“グーゲン・アッパーソン(Googen Apperson)”氏。大企業の採用面接に臨むが、まず約束の時間に遅れ、企業幹部の専門的な質問に答えられずに不採用になるというストーリーだ。
MicrosoftのTechNetブログに投稿されたこの動画についての説明では、Google Appsを導入した企業による批判的な評価やOffice 365導入の成功事例を紹介。副業ではなく、本腰を入れて取り組まなければエンタープライズ向けの本格的なプロダクティビティスイートは構築できないということに、そろそろGoogleは気付くべきだと結んでいる。
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