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グリー、ゲーム内禁止行為の監視強化 業者・個人に「厳格に対処」

» 2012年02月24日 17時22分 公開
[ITmedia]
photo 増殖バグが見つかった探検ドリランド

 「GREE」の人気ゲームでカード増殖バグが見つかった問題で、グリーは2月24日、ゲーム内で禁止しているRMT(リアル・マネー・トレード)などの行為への監視を強化すると発表した。禁止行為をしたユーザーへの警告と行為の排除を迅速に行う検知機能を強化するほか、禁止行為を助長する事業者や個人に「厳格に対処」するという。

 独自の検知システムを活用し、ゲーム内での不正検知・トラッキング機能を強化。アイテムの取得や交換などにおける禁止行為を特定し、そのユーザーに対する警告、行為の排除を迅速に行うという。

 また業界各社・団体と連携して調査を行い、GREE外から禁止行為を助長する事業者や個人へ厳格に対処するという。

photo 実際には多くのカードがオークションなどに出回っている

 GREE内に専用窓口を設置して被害などの通報を受け付けるほか、ユーザーに禁止行為について注意を呼びかける特設ページを設置する。

 この問題では、GREEで配信している「探検ドリランド」でカードを増殖できるバグが見つかり、同社は重複アイテムを回収する措置をとった。カードを実際の金で売買するRMTを同社は規約で禁止しているが、実際にはオークションやRMT業者などを通じてカードの売買が行われているのが現状だ。

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