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Google、Gmailの迷惑メール処理理由を明示

» 2012年03月21日 10時34分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは3月20日(現地時間)、Gmailの自動フィルタリング機能でスパム(迷惑メール)として処理したメールに、スパムと判断した理由を明示するようにしたと発表した。

 Gmailの自動システムでは、ウイルスや不審なメールを識別して迷惑メールとして検出し、「迷惑メール」ラベルに振り分けている。こうして振り分けられたメールをクリックすると、スパムと判定した理由が表示されるようになった。特に危険と判定された理由は下の図のように赤く表示されるほか、「Googleの迷惑メールフィルタによって検出されたメッセージに類似しています」というような理由の場合もある。

 gmail 「迷惑メール」ラベル下のメールを開くと、理由が表示される

 Gmailの迷惑メールラベルは初期設定では表示されないが、「設定(歯車アイコン)」→「ラベル」で「表示」または「未読の場合は表示」に設定できる。

 Googleは、Gmailのフィルタリング機能は精度が高く、ユーザーがGmailをメインのメーラーとして選ぶ大きな理由になっているが、迷惑メール振り分けの理由を知りたいユーザーもいることを認識しており、新しい機能を追加したとしている。Gmailのヘルプにも、「迷惑メールとして処理される理由」という説明が追加された。

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