米新興企業のFiftyThreeのiOS向け無料描画アプリ「Paper by FiftyThree」が、3月29日(現地時間)に公開され、米AppleのApp Storeの無料アプリランキングですぐに2位に浮上した。
Paper by FiftyThreeは、仮想の紙にさまざまな筆記用具ツールで絵を描ける描画アプリ。本当の紙のように、ぼかしやにじみを表現できる。新iPadのRetina Displayにも対応。アプリ自体は無料だが、アプリ内で筆記用具を追加で買い足せる。各筆記用具は170円。
描いた作品は、アプリ内からTumblr、Facebook、Twitterに投稿したり、メールで送信できる。
このアプリを公開したFiftyThreeは、ジョージ・ペチュニックCEOら5人の米Microsoft出身者が立ち上げた新興企業。ペチュニック氏のLinkedInによると、同氏はMicrosoftで未完のタブレット端末「Microsoft Courier」の立ち上げに携わった。
Courierのプロジェクトは、米Apple対抗タブレットとして数千万ドルを投資して2009年秋に立ち上げられたが、紆余曲折の末頓挫した。
同氏以外の4人も、それぞれCourierやBing Maps、Xbox 360などに従事した経験の持ち主だ。
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