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東芝、世界初・19nmプロセスNAND採用SSD 読み書き2倍以上高速化

» 2012年06月04日 19時20分 公開
[ITmedia]

 東芝は6月4日、世界で初めて19ナノメートル(nm)プロセス採用の同社製NANDフラッシュメモリを採用したPC向けSSDを商品化し、8月から量産すると発表した。

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 従来製品に比べ、読み出しが2.2倍以上の524Mバイト/秒、書き込みが2.4倍以上の461Mバイト/秒を実現しているという。

 電源制御技術により、動作時で世界最高水準という0.1ワット以下に省電力化。独自開発の誤り訂正技術「QSBC」を採用、複数のエラー訂正回路によりエラーに対処することで精度の高い処理を実現するという。トリム機能対応で、長期使用後の書き込み速度低下を低減できるとしている。

 2.5インチHDDサイズの2タイプ(厚さ9.5ミリ、厚さ7ミリ)とmSATAタイプの合計3タイプで64Gバイトから512Gバイトまで11製品を展開する。

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