米Facebookは6月20日(現地時間)、これまでWebページ上でしか提供してこなかった「いいね!」ボタンを、モバイルアプリにも設置できるようにしたと発表した。
モバイルアプリの「いいね!」もWeb版と同様に、クリックするとユーザーのタイムラインや友達のニュースフィードにそのコンテンツが表示される。開発者は、Open Graphの“built-in like action”を組み込んだ独自のいいねボタンを設置することもできる。
Instagramとfoursquareのモバイルアプリには、既にボタンがついている。Instagramにはもともと独自のいいねボタンがあるが、このボタンの機能が新しくなった。
例えばInstagramの場合、従来のボタンはInstagram内の「ポピュラー」に反映されるだけだったが、新ボタンのクリックはFacebook上に反映される。ユーザーがInstagram上で誰かの写真に「いいね!」すると、「いいね!」したユーザーのFacebookのニュースフィードにそれが表示されるとともに、「いいね!」されたユーザーの「お知らせ」(Facebookの画面上部にある地球儀アイコン)に通知される。
like actionを組み込んだボタンの場合、クリックするとニュースフィードでの公開許可を求めるダイアログが表示される。
モバイルアプリ内に公式のいいねボタンを設置できるようになったことで、開発者はアプリのFacebook上でのプレゼンスを拡大する機会を増やせることになる。
アプリ開発者はBuilt-in Likeページを参照に、自分のアプリに「いいね!」ボタンを組み込める。なお、既に自前の「いいね!」ボタンを組み込んでいる場合は、90日以内に公式ボタンに切り替える必要がある。
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