米Twitterのサービスが6月21日(現地時間)の朝からダウンした。本稿執筆現在、ほぼ利用できるようになっているが、5時間前に更新された同社のステータスページによると、まだ完全には復旧していないようだ。【UPDATE】日本時間の午前8時過ぎ、ステータスページが更新され「問題は解決し、すべてのサービスは復旧した」となった。
Twitterは21日午後3時ごろ公式ツイートで、「本日のサービス停止の原因は、弊社インフラの1つで発生した一連のバグによるものです。すぐに情報を更新する予定です」と発表し、さらに午後6時ごろ「一連のバグは1つのソフトウェアエレメントに影響しただけではなく、“カスケード状に”他のエレメントにも影響しました」というツイートを投稿した。
サービス停止中、Webページ(Twitter.com)にアクセスしようとすると、通常エラーの際に表示される「くじら」の画面すら表示されないこともあったという。米TechCrunchによると、復旧とダウンを繰り返していたようだ。モバイルからのツイートは可能だった。開発者向けステータスによると、21日はお気に入りや検索を含むほぼすべてのサービスにトラブルがあった。
Twitterのサービスがここまで長く停止したことはあまりなく、停止中はハッキングによるものではないかといううわさも出ていた。Twitterから公式ブログなどによる説明はまだない。
【UPDATE】日本時間の22日8時43分、日本の公式ブログでお詫びの投稿が公開された(関連記事)。
変更履歴:当初記事概要部分で「半日にわたってダウン/復旧を繰り返した」としていましたが、Twitterの公式発表では約3時間ということでしたので、「数時間にわたって」に変更しました。[2012/6/22 10:14]
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