米Amazon.comは7月11日(現地時間)、同社のタブレット「Kindle Fire」で楽しめるソーシャルゲームサービス「Amazon GameCircle」を立ち上げたと発表した。まずは「Temple Run」や「Doodle Jump」など、iPhoneでも人気のゲーム15本でのスタートだ。
GameCircleでは、米AppleがiOSで提供している「Game Center」(OS X Mountain Lionにも搭載する)のように、他のユーザーとスコアランキングを競ったり、ゲームの進ちょくを複数の端末で同期することなどができる。
サードパーティーのゲーム開発者は、GameCircle APIを利用することで対応ゲームを開発できる。これらのAPIで、ユーザーがゲーム内で獲得したアイテムをゲーム中に確認できるAchievements機能、ゲーム内でそのゲームのスコアランキングを表示するLeaderboards機能、プレイ中のゲームをクラウドにセーブし、続きを他のKindle Fireでも開始できるSync機能をゲームに追加できる。
Kindle Fireはその戦略的な低価格(199ドル)により、世界タブレット市場でApple、Samsung Electronicsに次ぐシェアを誇っているが、米Googleが同価格のタブレット「Nexus 7」を発表したり、Appleも7〜8インチのiPadを発売するといううわさもあり、競争が激化している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR