ヤフーと、オーマが運営するクラウドファンディングサイト「READYFOR?」は7月12日、クラウドファンディングを活用してアスリートの活動を資金面で支援する「日本アスリート応援プロジェクト」を始めた。「個人がアスリートを支えるスポンサーになるという新しい形の支援の場を作る」としている。
「オリンピック・パラリンピック出場を目指す、日本を代表するアスリート」を対象に募集。アスリートは特集サイトを通じて自分の活動を紹介し、目標金額を設定し、資金を募る。寄付が目標額に達したらプロジェクトは成立し、アスリートに届く仕組みだ。アスリートからはメッセージや活動報告などの形で寄付に報いる。
現在、サイトではパラリンピック・車いすマラソン日本代表の山本浩之選手らのプロジェクトが始まっている。
アスリートの募集は7月12日から10月31日(予定)まで。詳細はWebサイトで。
国内アマチュアアスリートの多くはスポンサーなしで活動しており、特に競技人口が少ない種目は資金や練習場所の負担が大きいという。ポータル国内最大手のYahoo!JAPANと、国内初のクラウドファンディングサイトとして累計4300万円の取引実績があるREADEYFOR?が連携し、「1人でも多くのアスリートに競技に集中できる環境を提供し、日本の代表として活躍していただく」のが狙いだ。
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