フィンランドのNokiaが7月19日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比19%減の75億4200万ユーロ(約92億5300万ドル)で、営業損失は8億2600万ユーロ(約10億1300万ドル)だった。前年同期の営業損失は4億8700万ユーロ(約5億9800万ドル)、前期の営業損失は13億4000万ユーロ(約17億6000万ドル)だった。1株当たり純損失は0.38ユーロ(約46セント)。
米MicrosoftのWindows Phone搭載スマートフォン「Lumia」シリーズの出荷台数が、前期の倍の400万台となった。
全携帯端末の出荷台数は5%減の8370万台。ASP(平均販売価格)は23%減、粗利益率は6.6ポイント減だった。携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン)は2%増の7350台で、スマート端末は39%減の1020万台だった。
スティーブン・エロップCEOは「Nokiaはこの転換期を乗り越えるための対策を講じている」とし、この秋に予定されているWindows Phone 8のリリースについて「Windows Phone 8はLumiaシリーズにとって重要な促進剤になる」と語った。
同社は6月に、2013年末までに世界で約1万人の従業員を削減する計画を発表している。
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