コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によると、宮城県警は7月19日、権利者に無断で複製したPC用ソフトを販売していたとして、著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで千葉県松戸市の団体職員の男(50)を逮捕し、20日に送検した。
調べでは、男は昨年12月27日ごろから今年2月20日ごろまでの間、ネットオークションを通じ、「Adobe Creative Suite 5 Master Collection 日本語版」の30日間体験版と、「Adobe Acrobat X Pro 日本語版」の30日間体験版を複製したDVD-R各1枚を、愛知県刈谷市の男性ほか1人に対し、合計4800円で販売した疑いがもたれている。
男は、海賊版と、不正なインストール方法を記載した「不正マニュアル」をセットにして販売していたという。逮捕同日に行われた家宅捜索で、PCと海賊版ソフトなどが押収されたという。
宮城県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、著作権者に連絡した。
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