中国Lenovoは8月30日(現地時間)、Android搭載タブレットシリーズIdeatabの新モデルを発表した。オプションでキーボードとドッキングできる10インチの「S2110」、低価格の7インチ「A2107」と9インチ「A2109」の3モデルだ。いずれも搭載OSは「Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)」。S2110とA2109は同日、米国で発売された。価格はS2110が399ドルから、A2109は299ドルから。A2107は年内に発売の見込みという。
S2110は、同社が1月に「2012 International CES」でプロトタイプを紹介したもの。CPUは米Qualcommの1.5GHz Snapdragon APQ8060Aでディスプレイは10.1インチ(解像度:1280×800)。ストレージは16Gバイトと32Gバイトの2モデルでRAMは1Gバイト。カメラは500万画素と130万画素の2台を搭載する。ネットワークはWi-FiとBluetooth 4.0、3Gに対応。サイズは259.8×178×8.69ミリで重さは580グラム。100ドルでキーボードドッキングステーションを追加できる。このドックはキーボードだけでなく、USBポートやカードリーダー、バッテリーを搭載する。本体のみのバッテリー持続時間(Wi-FiでのWebブラウジング時)は9〜10時間だが、ドック接続時には18〜20時間になるとしている。
A2109は、CPUは米NVIDIAの1.2GHz Tegra 3 T30L。9インチのディスプレイの解像度は1280×800。ストレージは16Gバイトと32Gバイトの2モデルで、RAMは1Gバイト。カメラは300万画素と1.3万画素の2台。ネットワークはWi-FiとBluetooth 4.0、3Gに対応。サイズは193×122×13ミリで重さは400グラム。
A2107の詳しいスペックはまだ不明だが、ディスプレイは7インチ(解像度:1024×600)で8Gバイトと16Gバイトモデルが用意されるようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR