ビッグイシュー日本は9月11日、ホームレスが販売する雑誌「ビッグイシュー」のオンライン版「ビッグイシュー・オンライン」を公開した。バックナンバーの人気記事の一部を無料公開。本誌の購入につなげる狙いだ。
ビッグイシューは1991年に英ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊。ホームレスの人々に仕事を提供して自立を支援するのが目的の事業で、ホームレスが路上で手売り販売し、1冊300円のうち160円が販売者の収入になる。
創刊9周年を記念して始まったオンライン版ではブロガーのイケダハヤトさんを編集長に迎え、バックナンバーの人気記事や、販売者ストーリーを無料で公開。オープン時点では、「ホームレス人生相談 どうして通勤電車の大人の顔は暗いのですか?」などが公開されている
オンライン版を通じて20〜30代の読者を獲得し、サイト上で販売場所を案内するなどして販売者からの購入につなげる。オンライン版独自記事の掲載も検討しているという。
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