20年来の肩こりに効果は? ARROWS V標準搭載アプリ「健康生活日記」で体のゆがみをチェックしてみた。
肩こりがひどい。マッサージに行くと「すごいです。ガチガチですね」と驚かれるほどだ。肩を中心に体がゆがんでいて、左肩が上がっている気がする。
筆者の肩こりと「ARROWS V」に何の関係があるんだ、と怒られそうだが、それが、あるのだ。ARROWS Vには、センサーを活用して人を見守る機能「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載。同エンジンの機能の1つに、加速度・方位センサーを使い、立体的な動きをとらえる「3Dモーションセンシング」がある。
ARROWS Vに標準搭載されたアプリ「健康生活日記」には、3Dモーションセンシングを活用した健康チェック機能が多数搭載されている。先日、筆者が記事で試した高橋尚子さんがウォーキング姿勢をチェックしてくれる機能もその1つ。今回は、体のバランスをチェックしてくれる「ビューティーボディクリニック」機能で、筆者の体のゆがみをチェックし、肩こり対策をしてみたい。
「健康生活日記」を起動し、「ビューティーボディクリニック」をタップ。「かんたん測定」で、体のバランスをチェックしてみよう。
まずは「側屈」だ。背筋を伸ばしていすに浅く座り、ARROWS Vを首もとあたりでまっすぐに持ち、「右へ」「左へ」という音声ガイダンスに従って、体を左右に曲げる。画像のガイダンスではゆっくり曲げるように書かれているが、音声ガイダンスはかなりスピーディなので、きびきびやらないと追いつかない。
3Dモーションセンシングはかなり繊細なようで、ARROWS Vをきちんと固定し、音声のタイミングに合わせて上手に曲げないと、測定不能にとなり、やり直しになってしまう。最初は筆者も慣れず、3回目でやっと測定できた。といっても1回の測定にかかる時間は10秒ほどなので、やり直しても負担は小さい。
次は「体幹ひねり」だ。側屈と同じようにいすに浅く座り、ARROWS Vを首の前あたりで保持。「右へ」「左へ」のガイダンスに従って、左右に体をひねる。側屈と同様、ゆっくりやっていると追いつかないのできびきびと動きつつ、ARROWS Vを胸の前にしっかり固定して測定する。
この2つだけで測定は終了。うまくやれば1分もかからない簡単なものだ。これだけで本当に体のバランスが分かるのだろうかと不安になりつつ、結果を見ると、筆者の「からだバランスSCORE」は100点満点中54点。その隣に表示された、3Dの人物画像は右肩が上がり、背中が丸まり、左右のバランスが極端に悪い。これが筆者の体の未来予想図だそうで、自覚症状通りの体のゆがみ方だ。たった1分の簡単なチェックでここまで“バレて”しまったことに、恐ろしさすら感じる、納得感の高い結果だった。
測定結果で「詳細」を見ると、胸部や肩、背中など部位別に、筋肉バランスをチェックできる。「肩」をチェックしてみると、「左肩の筋肉が硬くなっていますね。肩の左右のバランスが悪いと肩の高さに違いが出ることも」とのこと。マッサージ師にいつも言われることと完全に一致している。あんな簡単なチェックでここまで分かるなんて、ARROWS V、すごい……。
「私の体、ゆがみすぎ……」と絶望に浸っていても仕方がない。「ビューティボディクリニック」には、測定結果に基づき、必要なトレーニングを指導してくれる「マイトレーニング」というメニューが用意されている。筆者は肩こりがとにかく気になるので、メニューから「肩のストレッチ」をチョイス。床にあぐらをかいて手を広げ、左右の腕を逆にねじる。いつも動かさない筋肉が動いている感じで、とても気持ちいい。
トレーニング後、メニューにチェックマークを付けると、その日のトレーニング記録としてカレンダーに記録され、達成感が味わえる。何をやっても三日坊主の筆者だが、この仕組みならトレーニングを楽しく続けられるかもしれない。ARROWS Vを使い続けて、20年来のつらい肩こりを解消したい!(切実)。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2012年12月31日