「Googleのストリートビューカーがボツワナでロバを引いたようだ」──。1月15日(現地時間)に投稿されたこのツイートが、ストリートビューカーでの“ひき逃げ疑惑”を巻き起こした。シェルドン・クーパー(米人気ドラマの登場人物)のこの投稿には、横たわるロバが写っているストリートビューのURLが添付されている。
これに対し、米Googleは1月16日、この“思い込み”を否定し、撮影時の他の写真を用いてロバの生存を証明した。
Googleマップのストリートビューは主に、360度撮影カメラを搭載したGoogleの特別仕様の撮影車であるストリートビューカーが実際に道を走行しながら撮影する。Googleによると、ロバが横たわっているこの画像は、撮影車の正面の画像、つまり横たわっているロバに向かっている時に撮影したものだという。「恐らく、砂浴びを楽しんでいるのだろう」とGoogle。
Googleは、ストリートビューでは使っていない、ロバが起き上がって道の横に逸れる写真と、立ち止まって遠ざかる撮影車を見送っている写真を掲載し、「ロバが元気なことが確認できて嬉しい」と書いている。
ストリートビューで変な画像を探すことは一種の遊びとして定着しており、StreetViewFunなど、そうした画像を集めたWebサイトも多数ある。
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