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Nokia、1120人を削減 820人はオフショア企業へ

» 2013年01月18日 06時08分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 フィンランドNokiaは1月17日(現地時間)、300人の従業員を退職させ、820人を外部のオフショア企業に転籍させる計画を発表した。2012年6月に発表した大規模なリストラ計画の一環という。

 このリストラの影響を受けるのは主にフィンランドの従業員。820人の転籍先は、560人はインドTATA Consultancy Services、260人はインドHCL Technologiesになる。両社とも世界各国でオフショア開発を請け負っており、フィンランドにもオフィスを持つ。

 Nokiaは既に何度か大規模なリストラを行っており、2012年9月末時点のNokiaグループ全体の従業員数は1年前より約3万人少ない10万5265人だった。

 同社は1月24日に2012年第4四半期の業績を発表する予定。10日には「Windows Phone搭載スマートフォン「Lumia」シリーズが予測以上に売れた」という決算見通しを発表している。

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