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SamsungのスーパーボウルCM、本編はAppleとは無関係に

» 2013年02月04日 10時36分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsが、2月3日(現地時間)の「Super Bowl 2013」の中継で放映する予定の2分間のCMを公式YouTubeチャンネルで公開した。

 米Wall Street Journalによると、今年のCM枠の価格は30秒で約380万ドル。2分間なら約1億5200万ドルだ。

 Samsungは1月31日に、この本編の“予告編”CMを公開している。こちらは米Appleとの特許訴訟をもじった内容だったが、本編は舞台と登場人物は同じでも、内容はGALAXY S III、GALAXY Note II、GALAXY Tabの機能を紹介するものになっており、Appleへの当てこすりらしき表現は出てこない。

 ストーリーは、Samsungから「The Next Big Thing」というCMへの出演依頼を受けたコメディ俳優のポール・ラッドとセス・ローゲン(いずれも本人役)がSamsungのロビーで鉢合わせするところから始まる。ラッドがSamsungからもらったというGALAXY S IIIでの検索スピードを自慢すると、ローゲンは自分のGALAXY Note IIでラッドを撮影し、Sペンで写真を加工してみせるという具合。

 そこにSamsungの幹部らしき人物(人気ドラマ「Breaking Bad」でソウル・グッドマン弁護士を演じるボブ・オーデンカーク)が登場して場面は予告編と同じ会議室に移る。ここではSamsung幹部に2人が次々にアイデアを披露していく(「江南スタイル」の二番煎じのようなアイデアも)。

 samsung PSYのようなダンスを披露するセス・ローゲン

 だが、幹部の秘書が持ってきたGALAXY Tabで幹部がプロバスケットボールのスター選手、レブロン・ジェームズとビデオチャットするのを見て「レブロンがThe Next Big Thingに出るなら他に誰もいらないじゃないか」とラッドが言うところで終わる。

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