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任天堂「社長が訊く」にGoogleストリートビュー 背負って歩くカメラ「トレッカー」を岩田社長が背負う

» 2013年02月07日 14時19分 公開
[ITmedia]
画像 「『社長が背負う(しょう)』ですね」とトレッカーを背負う岩田社長。トレッカーの重さは約18キロ

 任天堂「Wii U」で2月7日、Googleマップのストリートビューを自在に見渡すソフトウェア「Wii Street U powered by Google」のダウンロード配信が始まった。任天堂の岩田聡社長がインタビューする「社長が訊く」にGoogleの担当者らが登場し、Wii Street Uの開発の経緯やストリートビューの撮影方法、任天堂とGoogleの似ている点などについて語っている。

 記事には、Googleマップの日本展開を担当したGoogleのプロダクトマネージャー・河合敬一さんが、ストリートビューがラリー・ペイジCEOの思いつきで始まったこと、当初のストリートビューカーが、小さなバンに大きなカメラやコンピューター、大きな発電機を詰め込んだミニデータセンターのような機材だったこと──など、ストリートビューの成り立ちを明かしている。

 最新のストリートビュー撮影機材として「トレッカー」を紹介。階段がある場所や山の中、狭い場所でも撮影できるよう、ストリートビューカメラを人が背負えるようにしたもので、バックパック状の機材を背負い、500万画素のカメラを15個内蔵した球体で周囲を撮影する。撮影した画像をパノラマ状にくっつけると、7500万画素のストリートビュー写真になるという。

 記事では岩田社長が、「『社長が背負う(しょう)』ですね」と話ながらトレッカーを背負っている写真も公開。「多くの人に共感してもらってこそ価値がある」という考え方や、飽きられないよう改善を試し続ける姿勢など、Googleと任天堂は似ている点が多いと、岩田社長や河合さんらが語り合っている。

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