台湾ASUSTeK Computerは2月25日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催のMobile World Congress(MWC) 2013において、7インチで通話もできるモバイル端末「Fonepad」と、5インチのスマートフォンと10.1インチのタブレットを合体させる端末「PadFone Infinity」を発表した。
Fonepadは、7インチというタブレットサイズの端末に通話を含むスマートフォンの機能を搭載した端末。韓国Samsung Electronicsも24日に、8インチで通話可能なタブレット「GALAXY Note 8.0」を発表している。
通話は、ノイズキャンセル機能付き内蔵マイクか、Bluetoothヘッドセット(別売)で行う。ネットワークはWCDMA、GSM/EDGE、HSPA+をサポートし、ASUSは「1回線契約で通話もタブレットとしての利用もできるので経済的」としている。
主なスペックは以下の通り。
| 機種名 | Fonepad |
|---|---|
| OS | Android 4.1(コードネーム:Jelly Bean) |
| CPU | Intel Atom Z2420(1.2GHz) |
| サイズ | 196.4×120.1×10.4ミリ |
| 重さ | 340グラム |
| バッテリー容量 | 4270mAh |
| メインカメラ | 120万画素 |
| インカメラ | 300万画素 |
| RAM | 1Gバイト |
| ストレージ | 8/16Gバイト |
| 外部メモリ | microSD(最大32Gバイト) |
| ディスプレイ | 7インチ(1280×800) |
| ネットワーク | WCDMA、GSM/EDGE、HSPA+、Wi-Fi、Bluetooth |
| 本体カラー | シャンパンゴールドとチタニウムグレイの2色 |
発売は3月で、希望小売価格は219ユーロ(約2万6000円)から。日本で発売するかどうかは不明だ。
PadFone Infinityは、同社の合体型端末の3代目。スマートフォンのディスプレイサイズが従来の4.7インチから5インチに大きくなった。
4月に台湾で、第2四半期中にその他の地域で発売する(日本で発売するかどうかは不明)。希望小売価格は999ユーロ(約12万円)。
主なスペックは以下の通り。
| 機種名 | ASUS Padfone Infinity |
|---|---|
| OS | Android 4.1(コードネーム:Jelly Bean) |
| CPU | Qualcomm Snapdragon 600(1.7GHzクアッドコア) |
| サイズ | 143.5×72.8×6.3〜8.9ミリ |
| 重さ | 141グラム |
| バッテリー容量 | 2400mAh |
| メインカメラ | 1300万画素 |
| インカメラ | 200万画素 |
| RAM | 2Gバイト |
| ストレージ | 32/64Gバイト |
| 外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
| ディスプレイ | 5インチ(1920×1080、441ppi) |
| ネットワーク | GSM、HSDPA+、WCDMA、EDGE、LTE、Wi-Fi、Bluetooth |
| 本体カラー | シャンパンゴールド、チタニウムグレイ、ホットピンク |
| ドックのサイズ | 264.6×181.6×10.7ミリ |
| ドックの重さ | 530グラム |
| ドックのディスプレイ | 10.1インチ(1920×1200、244ppi) |
| ドックのインカメラ | 100万画素 |
| ドックのバッテリー | 5000mAh |
| ドックのカラー | チタニウムグレイ |
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