国際レコード産業連盟(IFPI)がまとめた2012年の世界音楽売り上げは、前年比0.2%増の164億8060万ドルとなり、1999年以来13年ぶりにプラスになった。
日本レコード協会によると、2次利用に関する権利収入を除いた音楽ソフト+有料音楽配信の合計では、日本が42億8220万ドルとなり、世界トップだった。
権利収入を含む日本の全売り上げは合計44億2200万ドル(1ドル=79.82円換算)。前年比4.0%増と、トップ5カ国では唯一のプラスとなった。そのうちパッケージが80%を占めており、有料配信は17%だった。
首位の米国は44億8180万ドルで0.5%減。パッケージが34%だったのに対し有料配信が58%と、日本に比べ配信の比率が高い。
3位はイギリスで13億2580万ドル(6.1%減)だった。米国と日本の2市場が金額で際立っている。
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