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下り最大2Gbpsの光サービス、So-netが開始 新ブランド「NURO」

» 2013年04月15日 17時20分 公開
[ITmedia]
photo 発表されたロゴマーク

 ソネットエンタテインメントは4月15日、下り最大2Gbpsの光接続サービス「NURO 光」を始めた。個人宅向け商用FTTHサービスとしては世界最速になるという。料金は、2年間の継続契約のプラン「NURO 光 G2 V」が月額4980円。

 伝送規格としてGPONを採用し、下り最大2Gbps/上り最大1Gbpsの通信速度を実現する。まず関東1都6県で提供し、戸建てか2階建て以下の集合住宅で利用可能。基本工事費3万1500円(1050×30カ月の分割払い)と契約事務手数料840円が必要。

 宅内に設置する終端装置は最大1GbpsのギガビットEthernetポート×3を備えるほか、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LANにより最大450Mbpsのワイヤレスアクセスが可能だ。家族での利用を想定し、5台までのセキュリティサービスも無料で提供する。

photo 吉田憲一郎社長

 また、NTTドコモのLTEネットワークを利用した個人・法人向けのデータ通信サービス「NURO LTE」も同時に発表した。対応モバイルルータをセットで販売し、最大通信速度下り100Mbps/上り37.5Mbpsとなる「超高速プラン」は、2年契約の「NURO LTE ハイスピードV」の場合月額3800円。最大150Kbpsのプラン「NURO LTE ライト」は月額980円で展開し、音声通話付きは月額2310円。全プランでSIMを2枚まで追加可能で、通常SIM、micro SIM、nano SIMから自由に組み合わせられる。

 同社は今後、新ブランド「NURO」で接続サービスを展開する。吉田憲一郎社長は「エンタテイメントは本質的にオンデマンド。好きな時に好きなデバイスで、家族全員がそれぞれの好みにあわせてリッチコンテンツをストレスなく楽しみ、感動を共有してもらいたい」と高速FTTHをアピールしている。

 同社は7月1日付けで、社名を「ソネット」に変更し、サービスブランドの「So-net」と社名を統一する。

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